キャメロン・レディッシュ~「才能豊かな逸材・万能選手」ではあるが、評価が分かれる選手。その本当の実力は?

2019年度ドラフト1巡第10位キャメロン・レディッシュ(Cameron Reddish)です。

キャメロン・レディッシュはPF(パワーフォワード)の身体でSF(スモールフォワード)の動きができるプレーヤーです。さらに言うと元々(高校時代)はPG(ポイントガード)のポジションでしたが、急速に身長が伸びたこともあり、デューク大ではSF(スモールフォワード)を中心にプレーしていました。ポイントガード出身ということもあって、切れ味鋭いハンドリングや、アシストを供給する視野の広さなどのスキルも兼えています。

その身体能力や万能ぶりは高く評価されていますが、反面、デューク大のチームメイト2人(ザイオン・ウィリアムソン(ドラフト1位)、RJ・バレット(ドラフト3位))と比べて10位とやや差をつけられています。その理由としては他の二人の陰に隠れてしまって、なかなか目立つ機会が少なかったからと言えるでしょう。

一方でルーキーのアンケートでは「最も良いキャリアを送る選手は?」という項目でザイオンやバレットを抑えて1位を取っています。このこともあって「2019年ドラフトで最も評価が難しい選手」とマスコミからレッテルを貼られています。

では、基本情報から見ていきましょう。

基本情報

プロフィール

チーム:アトランタ・ホークス

ポシション:SG(シューティングガード)/SF(スモールフォワード)

背番号:22

生年月日:1999年9月1日(20歳)

身長・体重:203㎝・94kg

ジャンプ力:N/A

ウィングスパン:214cm

出身校:デューク大

スタッツ(大学通算)

 G  MPG  FG%  3P%  FT%  RPG  APG  SPG  BPG  PPG
 36  29.7  35.6  33.3  77.2  3.7  1.9  1.56  0.58  13.5

プレーの特徴

レディッシュはオールラウンダー選手であり、シュート、パス、リバウンドと定評があります。

  • シュート
    彼は3Pを得意としており、入り出したら止まらないシュート力があります。そこがウリではあるものの、通算成績では33.3%の成功率で突出しているわけではありません。また、FG率も35.6%となっており、このあたりが「評価が難しい」理由であると言えるでしょう。
  • パス
    前述のとおり、レディッシュは元々PG(ポイントガード)のポジションをこなしていたこともあり、ポイントガード同等のハンドリング力やパスセンスを持ち合わせています。巧みなハンドリング技術で相手を抜き去ることもできますので、相手の意表をついて味方を活かすアシストパスも秀逸です。
  • リバウンド
    キャメロンの強みの一つとして、リバウンドがあります。彼は高い身体能力に加えて、214cmもあるウィングスパンを大いに活用してリバウンドの獲得にも動けるウイングマンでもあります。リバウンドが取れるというのはチームへの大きな貢献となりますので、この点も注目すべき点でしょう。

ディフェンス面では恵まれたサイズ、長いウィングスパン、そしてパスコースを読むセンスで相手としては苦労する選手でしょう。そのオフェンス/ディフェンスのダイナミックなプレーをすることで、しばしばポール・ジョージと比較されることもあります。

エピソード・トリビア

  • フルネームはキャメロン・エリヤ・レディッシュである。
  • 2018年には高校生ながらU-19世界選手権のメンバーに選出され、アメリカ代表になっている。また、全米の有力な高校生が集まるマクドナルドオールアメリカンにも選出されている有力選手の1人である。
  • 出身高校(ウエストタウンスクール)は、NBAドラフト2018で上位指名されたモハメド・バンバが出身の高校。
  • 大学のスカウトからは全ての項目で5スターの評価を受け、2018年の中のトップ選手の一人と評価を受けた。
  • 最も好きなNBA選手はアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティーンシクサーズ)を挙げている。

管理人のコメント

レディッシュを一言でいえば「万能選手(オールラウンダー)」です。デューク大ではザイオン・ウィリアムソンとRJ・バレットの二人の活躍に一歩譲った感はありましたが、その素質・身体能力・長いウィングスパン、シュート力、パス、リバウンドとやはり逸材と言っても過言ではないでしょう。カレッジデビュー戦ではいきなり22得点を叩き出しています。

また、入団したのがアトランタ・ホークス。トレイ・ヤングや同じドラフト4位のディアンドレ・ハンターなど若手中心のチームに入団したことはレディッシュにとって好材料ではないかと思います。特にトレイ・ヤングはパスワークに定評がありますので、レディッシュとうまく噛みあうかが興味深いところです。

ポテンシャルも含めて成功を期待したい選手の一人です。

応援していきましょう!

 

2019-20シーズン

10月

  • 開幕戦(10/25)の対デトロイト・ピストンズでは、同じルーキーのハンターとともに先発出場。5本の3ポイントを含む6本のフィールドゴールをすべて失敗し、1得点7リバウンド1アシスト1スティールをマークした。

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