ジャレット・カルバー~将来性抜群で練習熱心な好青年。出場試合数によっては今シーズン、大化けするかも。

2019年度ドラフト1巡第6位はジャレット・カルバー(Jarrett・Culver)です。

2019年度ドラフト前から評価が急上昇し、ティンバーウルヴスは1巡目11位で指名したキャメロン・ジョンソンとオールラウンダーのダリオ・シャリッチを放出して、フェニックス・サンズからカルバーを獲得しました。元々はアメリカン・フットボール選手として注目されていた「アスリート」型のプレーヤーで、練習熱心な好青年です。

サイズと身体能力を兼ね備えており、恵まれたジャンプ力とリーチ(ウィングスパンが207cm)を武器にしていますが、実はオフェンス・ディフェンスとも伸び代(のびしろ=将来性)が豊か。今シーズンの出番次第では大化けするかもしれません。

では、基本情報から見ていきましょう。

基本情報

プロフィール

チーム:ミネソタ・ティンバーウルブズ

ポシション:SG(シューティングガード)/SF(スモールフォワード)

背番号:23

生年月日:1999年2月20日(20歳)

身長・体重:198㎝・88kg

ジャンプ力:N/A

ウィングスパン:207cm

出身校:テキサス工科大

スタッツ(大学通算)

 G MPG  FG%  3P%  FT% RPG APG  SPG  BPG  PPG
 75 29.5  45.9  34.1  68.7  5.6  2.8  1.31  0.64  14.9

プレーの特徴

カルバーの特徴はシュートの精度の高さとディフェンス力の高さが両立しているところで、本職はSG(シューティングガード)ですが、大学時代は司令塔としてプレーメイカーも務めるほどでした。

実はカルバーがバスケットを始めたのは高校時代から。わずか数年でドラフト指名されるまでに成長したわけで、その鍵は身体能力と練習熱心な姿勢、の二点に尽きると思います。特にその練習熱心な姿勢はかれの将来性を支えていて、攻守ともにまだまだ伸びる下地多く残っています。(ティンバーウルブズがシャリッチとジョンソンを放出してまで獲得したのは、この「将来性」を高く評価したからにほかありません)

懸念されるとすればスリーポイントシュートの安定性でしょうか。通算成績では34.1%と悪くない成績であるとはいえ、SGとしては少々物足りない。加えて大学時代では年明け以降は30%を下回り、低迷しました。大学とは異なり、NBAではスリーポイントラインがより遠くなること、そして82試合の長丁場が彼を苦しめることになるかもしれません。

エピソード・トリビア

  • 高校時代はアメリカン・フットボールの才能に恵まれていたが、試合のある日曜日は協会に行く習慣があったため、本格的にはプレーしなかった。(父親が牧師だった)
  • アスリート一家である。長兄(トレイ)は走り幅跳びの選手で2016年と2017年にはNCAAで優勝していて、東京オリンピック(2020年)の候補である。
  • 次兄(JJ)は高校時代のチームメイト。卒業後はウェイランド・ハプティスト大に進学し、エースとして活躍中。

管理人のコメント

上にも書きましたが、カルバーの特徴は身体能力などのアスリート型である点に目が行きますが、実際のところはむしろその精神性(練習熱心な点)ではないでしょうか。大学時代のスタッツも並み以上のものがあるとはいえ、特に傑出しているわけではありません。

それにもかかわらず、ドラフトの高順位で指名されたのは、素質もさることながら、「練習熱心」な点が高く評価されているからでしょう。彼は「多くの人に実力を疑われ、全ての人にワークアウトでハードにプレーして周囲の間違いを証明しなければならなった」とコメントしていますが、その精神性は育った家庭(父が牧師であり、日曜日には協会に行く習慣があった)で醸成されたものなのでしょう。

入団したミネソタ・ティンバーウルヴスではSGのポジションではアンドリュー・ウィンギンズが先発となるでしょう。彼は2014年のドラフト1位指名でポテンシャルはダントツと評価されていましたが、才能が開花したとは言えない感じで、ここ数年はトレード要員にも名前が上がるようになっています。このウィギンズが今シーズンもイマイチの状態が続けばカルバーにもチャンスがでてきます。

鍵はやはりスリーポイント。持ち前の練習熱心さで、必ずしも得意ではなかったスリーのスキルが上がれば大化けの可能性もあると管理人は見ています。

ウルヴズでの活躍に期待してみていきましょう。

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